楽曲《インディーズの部》

それにしてもロック好きおっさん転がしなアイドル、増えましたねー。
いいように転がされた1年でした。


1位「UNDO」BELLRING少女ハート

「UNDO THE UNION」、共同体の解体、あるいは、絆をふりほどく、といった意味のタイトルが題された2ndアルバムの発売と、ほぼ時を同じくして、仲野珠梨・美月柚香の2人の脱退が発表された。そのために、偶然だろうけどタイムリーな「痛みと別れ」の歌として新たな意味が生まれてしまった曲。この6人でのベルハーはこれで見納めか、強い絆で結ばれてるように思えたこの素晴らしい6人はもう見られないのか、と思いながら聞くとただ泣けてくる曲でした。人生初のアイドルロスを味わわせてくれた曲。

2位「Asthma」BELLRING少女ハート

↑と↓のベルハーはメンバーが多少替わってます。
2015年夏に新生ベルハーの新たなアンセムとして披露された曲。スケールが大きく祝祭感のある曲調で、現場ではファンが輪になって廻ったりして盛り上がります。これを見て、「新メンバーを見た時はどうしようと思ったけど(失礼)これでベルハーは大丈夫だな!」と確信した矢先に宇佐美萌、そして藤城アンナが卒業発表…人生第二のアイドルロスを味わわせてくれたのもベルハーでした。





もえちー!!(;O;)

3位「Anthem」STEREO JAPAN(現:STEREO TOKYO)

アイドルソングから「サビ」を取り去った、画期的な曲。サビの代わりに女の子が「ぶち上がれぇぇぇぇぇ!!!!」と絶叫しておっさん達が「せーの!パーティーピープル!」と叫んで一斉に踊りだす、という面白い事をやってるグループです。ここ2〜3年の「アイドル楽曲のEDM化にオタクが付いていけてない問題」から1歩抜けだした運営のセンスが見事ですね。あとこの曲、Avicii「Wake Me Up」の完っ全なイタダキで、その図々しさも好きなところです。ビデオクリップを見比べると楽しいですよ。

4位「note」 おやすみホログラム

ヒリヒリするオルタナ系ギターロックやエレクトロを取り込んだサウンドと、八月ちゃんとかなみるの2人の感傷的な歌声がマッチして独自の世界を作ってます。歌われるのは主に喪失。失くした夢や離れた友人や取り戻せない後悔など、真夜中に通り過ぎていく感情に、言葉とメロディを与えたような曲が多く、アイドルと言うより宅録ポップとか好きな人の琴線に触れるタイプの音楽です。ライブ現場でのアジテーションも売りの2人ですが、ライブハウスのフロアーで薄汚れたおっさん達に囲まれて歌う姿は〝夜の底の歌姫″と言う感じですごくグッときます。

5位「Only You」ゆるめるモ!

まんまボアダムスですね。アイドルソングボアダムスを持ってくるなんてどうかしてますね。
冒頭のツインドラム乱打とアイドルの絶叫がめっちゃ気持ちいいです。